猿ヶ京・宝川温泉ツーリング

【往路:赤】
【復路:青】
written by rin
日時:2004年7月10日(土)〜11日(日)
コース(往路):埼玉県戸田市(ロイヤルホスト)→旧17号→産業道路(堀ノ内交差点左折)→旧17号→17号→フライの山下(昼食)→17号→赤谷湖ホテル
コース(復路):赤谷湖ホテル→17号→水上IC→関越道→上里SA→関越道→鶴ヶ島JCT(B海さん)→大泉JCT→外環自動車道→西川口IC(O田さん)→草加IC(rin)→三郷IC(sasa1さん&T田さん)
参加メンバー:sasa1さん、O田さん、T田さん、B海さん、rin
W田さん(お見送り感謝!!)

■2004年7月10日(土)  地獄の釜→恵みの雨
 前回の湯煙ツーリングから実はぴったり半年振り(前回は1月10-11日)の夏ツーリングレポート「猿ヶ京ツーリング〜宝川温泉編〜」をお届けします。
 集合は東京からぎりぎり埼玉に入った戸田橋付近のロイヤルホスト。 集合時間は9時半。で、なんと集まったのがほぼぴったり9時半。 幸先いいですね〜。しかも今回お仕事の都合で生憎の不参加となってしまったW田さんがお見送りに来てくださいました。 暑い中わざわざありがとうございました。
 ロイヤルホストで思い思いに水分を摂取し、軽いミーティングをしてからいざ出発。 今回の参加者はsasa1さん、O田さん、B海さん、特別ゲストのT田さん、そして私の5人です。 なお、今回の特別ゲストT田さんは10年ぶりのバイクということでsasa1さんのバイクを1台借りています。 で、T田さんが借りたバイクが限定生産500台のLucky StrikeカラーのRGV-γ。 「こかすなよ」のsasa1さんによる激しいプレッシャーを受けながら何事もなく完走したT田さんですが、走り出して早々にトラブル発生。 そのγのマフラーを固定しているボルトとナットが無くなっているいるのを発見。 私の自宅付近のホームセンターで部品の買出しをしてから再出発。 幸先・・・。
 この時点で本来のルートである17号から外れていたので、もうちょっと渋滞の少ない道を選択。 一部の大渋滞こそは回避できたと思われるが、この時点で既に皆さん汗だく。 さらに走ること20分ほどでsasa1さんの顔が赤くなってきている。私も口の中がからから・・・。 渋滞のため発進→停止→発進が続きどんどん熱がたまっていく。 上空からの直射日光、足元からの照り返し、水温計が100度を越すバイク。 悪条件が揃ってついにコンビニ休憩。 脱水症状寸前の人々。3人がポカリの1Lを買い、sasa1さんは氷を買い、 O田さんは何故かリポビタンDを購入。とても吸収がよさそう・・・。 氷を買ったsasa1さんから2,3個失敬して首筋に当てる。冷たく感じない。 しばらくしたらじんわりと冷たいのが伝わってくる。こりゃやばいなぁ。 溶けてきた所でつるっと滑って背中にストン。 つーーーめーーたーーぃいーーーーー。でも気持ち良い〜♪
 だいぶ回復したところ再出発。そして昼食予定地に到着。 知る人ぞ知る「フライの山下」で昼食決定。ここでは行田名物(?)のフライが食べられます。 韓国チヂミとお好み焼きの間の子のようなもの。 注文したのはフライの小と焼きそばの小。これで小・・・か。 フライは皿一杯に広がり、焼きそばがまた独特な味。 熱中症寸前だったのでてっきり食べられないかと思いきや、 T田さん以外は完食。食べられるもんですね。人間ってすごい。
 昼も食べた、太陽も陰った。しかし雨がぱらぱら。 それでも合羽を着て走行再開。しかしこの雨が午前中の地獄のような状況を一気に打破してくれて恵みの雨となりました。
 快適に走り抜けること4時間ほど。無事宿に到着です。 宿は「赤谷湖ホテル」という旅館(?)。写真と違って近くで見ると壁の具合からちょっと「・・・」となってしまったが泊まってみたらそこそこ良いところでした。一番好評だったのはT田さんの部屋から外を見ると下の露天風呂の隅っこが見えることでしょうか。 露天風呂は夜9時以降女性用になるので基本的に暗くて見えないんですよ、えぇ。 わざわざカメラを持たされて、下から「覗き見男たちの図」を撮ってくれたT田さんありがとうございました。
 風呂から上がってまずは乾杯。そしてトランプ。初めは大貧民でローカルルールに翻弄されつつも平和に楽しみ、夜もふけてきた頃からゲームを変えてバトル開始。 トランプの出目を合計8とか9にした人が勝つゲーム。 1-4の組み合わせとか3-3-3の組み合わせとか・・・。 勝つ人がいれば負ける人もいる。・・・負けた人ですヽ(`Д´)ノウワァン  気づいたら午前4時。明日も走るのにー。T田さんの部屋でずっと酒盛りをしていたので自室に戻って就寝。ご迷惑おかけしました。
■2004年7月11日(日)  降ったり止んだり→晴れ
 8時から朝食のため7時50分に起床。 まだ酒の残っている人もいる。走っているうちに寝そうだ。 朝食をたっぷり食べて自室に戻って男部屋では皆二度寝。 チェックアウトぎりぎりまで寝てからいざ温泉に向けて出発。 このときsasa1さんと林はバイクの後ろにビデオカメラを固定して後続車の走行風景を撮影。動画はまた別途。
 温泉までのコースは軽いワインディングを2本抜けて40分ほど走った山の中。 名前は宝川温泉といって、旅館の温泉を公開しているタイプ。 温泉はかなり広く、日本一の露天風呂と名打っているぐらい。 ついたらヘルメットを受付で預かってもらい、メインの100畳温泉が工事中ということで入浴料として通常の200円引きの1300円を支払う。ちょっと割高。
 今回の温泉は合計4つの露天風呂があり、1つは工事中で入れないけど残りの2つは混浴で1つが女性専用となっている。 混浴の2つのうち片方は100畳もないものの十分に広く、狭いほうでも割と広いので、過去に湯煙ツーリングに参加した方々が知っている温泉とはまたちょっと違う感じです。 ロッカーに荷物を入れて2箇所ある脱衣所のうち広い方の温泉に隣接した脱衣所で着替えていざ! 初めは広いほうの温泉に浸かって一息。 のんびりと一箇所で座っている人達を置いて私一人で狭い方の露天風呂も体験。 移動は当然歩きなのですが、橋を渡ってちょっとだけ歩く必要があるのでちょっと恥ずかしいです。狭い方は狭い方で温泉っぽくて良い。 あれだけ広いと温泉というよりプールといった感じですし。 その後2時間弱半身浴で風呂と眺め(?)を楽しみ、さんざん待たせてしまったT田さんと合流。大変お待たせいたしました。  荷物をまとめてヘルメットを返してもらって出発。帰りも軽いワインディング。 道の駅でお土産を買いに行ったところでB海さんのバイク(CB750)のスピードメーターが動かなくなったという。 走り始めたときにニュートラルランプが消えないと言っていたし車検と押す前に修理しないといけませんね。
 その後関越に乗って一路南へ。途中の上里SAで今度はO田さんの刀(GSX-750S)のスピードメーターの針が折れてしまったと発覚。 走行にそれほど影響はないけど、、、針だけってのも珍しいですね。
 上里SAを後にしてからは一気に走り抜ける。 まずB海さんが鶴ヶ島JCTで圏央道に乗り換えるために離脱。 その後外環に乗り換えてO田さんが川口西ICで離脱。 私はその先の川口中央ICで降りたかったのですが・・・。出口が出てこない。 結局、草加ICで離脱(その後地図で確認して川口中央と川口東は三郷方面から来た場合にしか降りられないと判明)。 かなり遠回りになってしまいましたが道が空いていたのでさくっと帰宅しました。
 今回のツーリングでは走り初めから天気予報で雨が降りそうな気配はありましたが、結果的に恵みの雨となり熱中症にならずにすみました。 最初のコンビにまでの道のりはまさしく地獄でしたね・・・。 後は2名ほどスピードメーター周りでの故障は発生しましたが、事故もなく立ちごけも無く、何事も無く終えられて何よりでした。 温泉の方は特に気に入ったいただけた様ですのでまた別の機会にでも。 皆様お疲れ様でした。

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