伊豆・伊勢海老オフロードツーリング

【往路:赤】
【復路:青】
written by rin
日時:2005年1月22日(土)〜23日(日)
コース(往路):東京都大田区本門寺付近のマクドナルド(デニーズ隣接)→1号→保土ヶ谷IC(?)→横浜新道→戸塚料金所→1号→135号→民宿美浜荘
コース(復路):民宿美浜荘→135号→北川温泉(竹ちゃん帰宅)→135号→旧真鶴道路→135号→西湘バイパス→1号→新湘南バイパス→1号→環七(rin)・1号(sasa1)
参加メンバー:sasa1さん、竹ちゃん、rin

■2005年1月22日(土)  晴れ
 ケチの付き始めは朝起きたときからだった。集合場所までは地図上で1時間。渋滞を見越して1時間半。10時集合なので7時に起きてあれこれして・・・。なんで目が覚めたら8時なのだろうか(泣 寝坊で始まったrinです。
 結局遅刻して11時に出発。本日は天気快晴、気温上々。防寒対策フル装備だと暑いぐらい。今回の参加者はsasa1氏、竹ちゃん、私(rin)の3名。各々RMX、CRM、TT-R Raidと、オフ車揃いのオフツーリングとなったけど、伊豆の林道はことごとく閉鎖されているためアスファルトオンリーの予定。
 まずは1号線をずんずんずんずん。途中の北海道ラーメン屋で昼飯を取る。この時sasa1さんはデッカイドウラーメン(麺・スープ2倍)を注文&完食(余裕)。店員さんはsasa1さん完食後に「食べられましたね〜」と関心のご様子。sasa1さんの胃袋を知らずにラーメン屋がやっていけるか!という意見があったとか無かったとか。
 昼食を済ませて再出発。しばらく走って途中マック(マクド)前で休憩中に、rinが竹ちゃんCRMの光軸調整用ネジが飛び出ているのを発見。どうやら裏側で留めているナットが脱落した様子。このまま走っていてはネジもなくなってしまうので、なんとか一度引っ込めてしまったネジを取り出そうと頑張るrin。ハンドルを切ってなんとか裏側からネジを押し出し、取れた!!と思って振り返った瞬間、背後で「がんっ!ごんっ!!」と鈍い音が。何事かと振り返ってみると路面に転がる竹ちゃんのヘルメットが・・・。リュックで薙ぎ払ってしまったーーーー!!メットはRaidのリヤキャリアに乗っけていたので高さ的にもぴったり。被害としてはバイザーの塗装剥げ及び傷、さらにバイザーを固定しているプラネジがぽっきり。しかも折れたまま埋まってしまった。sasa1さん曰く、エキストラクターを使えば抜き取ることができるとのこと。でも今はそんな工具は無い。でも目の前には何故かホームセンターが。なんと都合の良い。応急処置ということで透明ガムテープを買って固定。あぁぁ、申し訳ないです。
 気を取り直して再出発。途中で給油やら記念撮影をしながらも後は一気に走り抜ける。ただ、真鶴道路を避けて山道をすり抜けしていた時にrinが大型ワゴンのミラーに勢い良くRaidのミラーをぶつける。rin逃亡・・・。後続の竹ちゃん曰く、ミラーは逆方向に曲がっていたらしく、直そうかと思ったけど車の中から激しく睨まれたのでそのまま通り過ぎたとか。曲がったことすら知らんかった・・・。
 ようやく宿の近くまで付き、酒を買って宿に向かう。今回の宿は昨年同様「美浜荘」。2回目なので迷わず到着。とりあえずお風呂に入って、待望の船盛の登場!!・・・すごい量!!3人前なのに刺身で満載の船が2隻+煮魚+猪鍋まである。てか、食いきれないと思うのだが・・・。いや、ここはsasa1さんがいるから大丈夫、きっと。でも昼のデッカイドウラーメンが効いたらしく、宿に付いた時は「お腹が減らない・・・」と言っていたので“もしや・・・”と思ったけど、なんか食べ始める頃には「お腹が減ったので・・・」と言っていたので問題なさそう。消化が早いですねぇ、、、。
 さて、船盛1に盛られていたのは伊勢海老ボイル・ブダイ・なんとか鯛(滅多に捕れないらしい)。鯛は両方とも綺麗に盛り付けてあってボリュームもたっぷり。船盛2には伊勢海老(刺身)とサザエが1人1匹(?)ずつ。さらに、ブダイ・カサゴ・カワハギの煮付け、白身魚のフライ、トコブシとサザエ、猪鍋。うまかった・・・刺身は天然の甘味があり、歯ごたえもしっかり。伊勢海老のボイルはほのかに甘くて身が締まっていて、煮魚は、表面は甘く飴状にしてあり、身は崩れることなく容易にほぐすことができる。フライは、なんでフライ・・・?いや、おいしかったけど・・・。猪鍋は、臭みが無くておいしかった。ただ、最後に猪鍋を持ってきたのでお腹一杯。
 ちなみに本日の目から鱗賞。サザエの壷焼きってありますよね。あれってたいてい爪楊枝とかが刺さっていて、にゅりっと中身を引き出して食べるけど、実はひっくり返して、貝の口を手のひらに“ぱんっ”と叩きつけると身が飛び出してくるって知ってました?なんでも焼いている間に空洞になっていた殻の中に汁が溜まり、勢い良く叩きつけると圧力で飛び出すらしい。一同大感心。
 食事も終わった、さて夜の宴だ。といっても既に満腹なのでく日本酒でちびちび。本日のメインは“おいちょ”。ここで本日、朝からケチ付きまくりのrinが本領発揮。参加者は、恐ろしい計算と勘によって伏せた札の数字をぴたっと言い当てることもあるsasa1さん、朝からある意味ついていない(原因:rin)竹ちゃん、そして元々賭け事にはてんで弱いrin。sasa1さんは“ここっ!”とびしっと賭けてきたところをほとんど来る。場のトランプに1か4がでると(1と4は3倍払いにつながり易い)そこに賭けるのが基本。sasa1さんが置く、見事的中!rinが置くと見事外れる。sasa1さんが置くとやっぱ的中。(´・ω・`)ショボン 途中でちょっとピンチの竹ちゃん(親)。sasa1さんが大口で来る!rin救援の為に同じ所に賭ける!外れ!(笑 さらに、場に4が2枚出る。rinが片方に置く、誰も同じ所に来ない(笑 でもね、たまには当たる事もあって、sasa1さんが竹ちゃんに還元セールをやったせいか、終わってみたらrinの1人勝ち。あれー?掛金が少なかったせいかな?獲得金額は・・・竹ちゃんのフォトアルバムに掲載済み。睡眠時間が気になる時間になってきたので布団を敷いて就寝。買ってきた日本酒のせいで寝る頃には頭ががんがん痛み出すsasa1さんと竹ちゃん。酒を選んだrinのケチ納め・・・。
 本日のrinケチ:@寝坊・遅刻、A竹ちゃんのヘルメット破壊、Bミラー激突、Cリアフルロックのテールスライド、D日本酒選定ミス、E一人勝ち(?)。なんか踏んだり蹴ったりの1日だった・・・。
■2005年1月23日(日)  雨→雪
 竹ちゃんの声で起床。カーテンの向こうには分厚い雲が漂っている。しかも民宿が強風で揺れている。これは・・・。朝食を取りながらテレビを見ていると雪の予報が出ているじゃないですか。ってことは凍結の可能性もあるんかい。さくっと帰れるといいな。
 天気の心配を他所に、まずは朝ご飯。ここの恒例となっている伊勢海老で出汁を取った味噌汁と共においしく頂く。この味噌汁があるから“朝はお弁当で”という訳にはいかないんだな、これが。
 朝食を済ませて出発。雲が出ていることもあり昨日よりもちょっと寒い。とりあえず向かうは昨年と同様の北川温泉。だがしかーし、なんと営業時間が変わっていた。以前は午前の部が12時頃までやっていたのに、今はなんと9時半までしか開けていない。温泉に到着したのがだいたい11時前後。どうする・・・。結局、竹ちゃんは雪の予報があったこともあってその場で帰宅。sasa1さんと私(rin)はそのまま残ることに。ってか既に雨がぱらぱら。
 竹ちゃんはその後、ダイソーでタオルやカッパを買って17時前に帰宅したとのこと。それでも雪に降られたとか。sasa1さんと私は、近くにあったダイバーショップに隣接したカフェで時間をつぶす。ついでに昼飯も食らうが、インスタント暖めただけかな・・・。
 さて、13時だ。時間ちょうどに行ってみると、すっかり温まって出てくる人が2名ほど。あれ?午後の部は13時からでしょ?まさか1、2分で満足して出てくると思えないので、恐らく小一時間前から既に営業していた模様。出遅れた。早速風呂に行ってみるとかなり人は少なめ。やはり雪の予報が効いているのだろうか。そのままほとんど人の入れ替わりが無いまま1時間以上温泉を楽しむ。あぁ、カモメが魚の群れを襲っている・・・。その後、16時まで粘って帰路に付く。
 風呂から上がって支度をして、走り出す頃には雨も強くなり始めていた。やばいな〜やばいな〜、と思いながら土産屋で土産を買っていたらなんと雪に変わってしまった!!あぁ、せめて雪は市街地に出てからにして欲しかった。ゴーグルに積もる雪を頻繁に拭き取りつつ走りつづける。私はゴーグルの下に眼鏡をかけていたので停止する度に眼鏡が息で曇る。そのうち山間部に入り込み、渋滞している車の列の横をすり抜けていくことに。条件は最悪、雪・山・夜・渋滞・一部蓋のない側溝。しかも私は眼鏡がすぐに曇ってしまい、止まる度に視界が悪くなる。これはやばい!!と思い、sasa1さんがガススタンドに休憩に入ったついでにコンタクトを装着。これで生きられる・・・。眼鏡の問題は回避されたけど、状況はやはり悪い。sasa1さんはジャケットの内側に水が染みてきているし、私は靴の溌水効果が皆無に近かったので既にずぶ濡れ。フェイスマスクも濡れてしまっては効果が半減。それでも頑張って帰る。途中のAOKIに入ってsasa1さんは濡れた服の代わりを購入。私も靴にできる対策があれば・・・と思ったけど、既に靴がずぶ濡れなので諦めた。後はもう頑張るだけ。
 結局、私は帰りついたのが23時頃。問題ないと思っていた上半身も手袋付近から水が入ったらしく、袖が肘ぐらいまで一部濡れていた。足にいたってはいうに及ばず。帰ってから風呂に入って夕食を食べてやっと一息。なんかすごく過酷な復路になってしまった・・・。今回は素直に帰った竹ちゃんに軍配。参りましたm(_ _)m
 なんだかんだで復路の辛さが印象に残ってしまったけど、とりあえず全員無事に帰れて何よりでした。いや、本当に・・・。来年はもうちょっと天候に恵まれるといいな。晴れていて装備をしっかりすれば寒くない!!美浜荘の女将さんも4、5人が一番食事が出しやすいと言っていたので来年は4,5人でいきましょう!!お疲れ様でした〜。

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